４０代のニキビは、思春期のニキビとは違って治りにくく痕になりやすいです。
ニキビができてしまう原因も思春期ニキビとは違うため、一度治ったとしても再発しやすいのが特徴です。
特に、ニキビ痕がクレーターになってしまうと自分で治すことがとても難しいです。
ニキビができないように気を付けて、クレーターを作らないようにしましょう。
思春期ニキビの場合、成長ホルモンが皮脂腺を刺激することで、皮脂が過剰分泌されてしまいニキビができやすくなってしまいます。
そのため、余分な皮脂をできるだけ洗い落とすようにすることで、ニキビが増えることを防ぐことができます。
思春期ニキビは比較的治りやすいため、しっかりとケアをしていればニキビ痕を残さずに綺麗に治すことができるでしょう。
また、頻繁に洗顔を行って過剰分泌されてしまった皮脂を洗い落とすことで、ニキビができてしまうことを防ぐこともできます。
しかし、４０代の大人ニキビは思春期ニキビとは違います。
ニキビができてしまう原因が皮脂の過剰分泌ではなく、お肌の乾燥である場合が多いです。
そのため、思春期にニキビがたくさんできてしまっていたからと、大人になっても頻繁に洗顔を行ってしまっている人は注意が必要です。
頻繁に洗顔を行うことで、お肌を守るための皮脂まで洗い落とされてしまい、お肌が乾燥しがちになってニキビができてしまいます。
大人ニキビは治りにくいため、一度できてしまうと悪化してニキビ痕が残ってしまうことが多いです。
特に、ニキビが炎症を起こして赤くなってしまっている時には注意が必要です。
ニキビの炎症がなかなか治らずに長引くと、お肌の真皮層にまで炎症のダメージが及んでしまうことがあります。
お肌の真皮層がダメージを受けると、お肌が凸凹としたクレーターというニキビ痕が残ってしまうのです。
そのため、ニキビができてしまったらできるだけ触らないようにして、炎症を悪化させないことが大切です。
もしもクレーターができてしまった時には、少しでもクレーターを治すことができるように対処してみましょう。
お肌にできてしまったニキビ痕のほとんどは、お肌が定期的にターンオーバーを繰り返すことで目立たなくなっていきます。
しかし、クレーターはお肌の真皮層にまでダメージが及んでできてしまったニキビ痕なので、通常のターンオーバーではなかなか綺麗に治すことができません。
クレーターを少しでも目立たなくしたいと思ったら、ターンオーバーを活性化させる食品を摂取してみたり、規則正しい生活を送るように心がけるなどして、お肌を綺麗にするためのはたらきを活性化させていきましょう。
毎日の生活で注意すること
ニキビ痕のクレーターを作らないためには、毎日の生活で注意しておきたいことがあります。
まずは、そもそもニキビを作らないように心がけるということです。
女性には生理というものもありますし、ホルモンバランスを一定に保つことが難しいので、どうしてもお肌が荒れてしまうことはあります。
出かけるときには化粧もしなければならないので、常にお肌を清潔な状態に保っておくということは、とても難しいことです。
なので、普段から規則正しい生活を送るように心がけて、できるだけニキビを作らないようにしましょう。
お肌を綺麗にするための成分が多く分泌されるのは、夜１０時～２時であると言われています。
やることが多くてどうしても早く寝ることができないという人もいるかとは思いますが、この時間帯にはできるだけ寝ておきたいですね。
また、質の高い睡眠を取るということも大切です。
眠りが浅いと、しっかりと寝たはずなのに寝不足だと感じてしまうことがあります。
寝不足はストレスとなり、ホルモンバランスが乱れて肌荒れを引き起こす原因となってしまいます。
寝る前に食べることを控える・お風呂ではしっかりと湯船に浸かる・寝る前に体をマッサージするなどのことで眠りに質を改善することができるので、試してみましょう。
ニキビを防ぐためには、洗顔を丁寧に行うことも大切です。
ニキビができないようにと、ついつい洗顔の丁寧さよりも回数を重視してしまう人はいます。
しかし、大人ニキビの場合、原因となってしまうのはお肌の乾燥です。
あまり頻繁に洗顔を行っていると、お肌を守るための皮脂まで洗い落とすことになってしまい、逆にニキビを作ることにつながってしまいます。
ニキビを作らないためには、洗顔の回数よりも丁寧さを重視していきましょう。
洗顔料はしっかりと泡立てて、ごしごしと強い力で洗わないように注意します。
泡を洗い流すときには、シャワーなどを使わず、手に水を溜めて優しく洗い流すようにしましょう。
お肌への摩擦が肌トラブルを引き起こす原因となってしまいますので、優しく丁寧に洗うことがポイントです。
もしもニキビができてしまったときには、ニキビを悪化させないようにしましょう。
ニキビの酷い炎症が、クレーターを作る原因となってしまいます。
汚い手でニキビを触らないように心がけて、炎症を悪化させないことが大切です。
綺麗に治すにはどうすれば良い？
４０代のニキビは、思春期にできるニキビとは違って治りにくく、ニキビ痕も残りやすいです。なかなか治らないニキビが悪化して炎症が長引いてしまった場合、お肌の真皮層にまでダメージが及んで、クレーターができてしまうこともあります。
通常のニキビ痕は、お肌の細胞が生まれ変わるターンオーバーを定期的に繰り返すことで、少しずつ目立たなくなっていきます。
しかし、ターンオーバーはお肌の表面の細胞を生まれ変わらせるものです。
真皮層にまでダメージが及んでしまっているクレーターは、通常のターンオーバーでは治すことがとても難しいです。
もしもクレーターができてしまったとき、綺麗に治すにはどうすれば良いのでしょうか。
クレーターを目立たなくする方法のひとつとして、ターンオーバーを通常よりも活性化させるということが挙げられます。
ターンオーバーを活性化させることで、少しでもクレーターを治すために効果を発揮させようという方法です。
ターンオーバーを通常よりも活性化させるためには、規則正しい生活を送ることが大切です。
一番重要になるのは睡眠で、やはり十分な睡眠をとることができていないと、お肌を綺麗にすることは難しいようです。
特に、夜の１０時～２時の間は「お肌のゴールデンタイム」と呼ばれており、お肌を綺麗にするためのホルモンが多く分泌されます。
仕事などが忙しくてどうしても十分な睡眠時間を確保できないという人でも、この時間帯に眠っておけると良いですね。
短い睡眠時間しかとることができないという場合には、睡眠時間よりも睡眠の質に注目するようにしてみましょう。
睡眠の質を高めることができれば、短い睡眠時間でも体の疲れやストレスをしっかりと取り去ることができて、健康的なお肌を保つことができるでしょう。
また、ゆっくりとお風呂に浸かったり、体をマッサージするなどして、毎日の疲れやストレスを解消することも必要です。
体にストレスが溜まっていると、ホルモンバランスが乱れる原因となってしまいます。
ホルモンバランスの乱れは肌荒れの原因となりますし、ターンオーバーを低下させる原因となってしまいます。
お風呂はシャワーだけで済ませてしまわずに、浴槽に入ることで体の血行促進を目指しましょう。
お風呂の後には、スキンケアやマッサージなどをしながらリラックスタイムを過ごすことができると良いですね。
忙しい毎日にリラックスタイムを少しでも取り入れることで、お肌の状態も変わってくるはずです。
